ロッテ・藤原、ソフトバンクから移籍の福田に「学べる部分多い、見て勉強」
ロッテ・藤原恭大外野手(19)は27日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の1500万円でサインした。(金額は推定)
「緊張しました」。プロ1年目の年俸交渉。藤原の感想はこの一言だった。そして今季をこう振り返った。
「開幕を1軍でやらせてもらいすぐファームに移ったが、どちらも思うような結果を出せなかった。ケガもあって課題がたくさん見つかった1年でした」
3月29日の楽天との開幕戦。球団高卒新人では65年の山崎裕之氏以来、54年ぶりのスタメン出場を果たしたが、4月7日に出場選手登録を抹消された。
1軍では6試合に出場。19打数2安打2打点、打率・105。
ファームでは主に体力作りに励んできた。と同時に、現在、最も力を入れているのが打撃面での向上だ。
「自分は下半身を使うのが苦手なのとリズム、タイミング、そこは打者にとって1番大事な部分だと思う」。目標は甘い球を1球で仕留める技術を身につけることだ。
ソフトバンクから同じ外野手で左打者、福田のFA移籍が決まった。「すごい選手ですし、学べる部分は多いと思うので、見て勉強して頑張っていきたい」。学習の姿勢を強調した。
シーズン後半に左肩を負傷したが「だいぶよくなりました。オフはケアをしつつ、トレーニングにも励んでいきたい」。
来季、狙うのは自分の実力で勝ち取る開幕1軍だ。