巨人の原辰徳監督（６１）が２７日、都内で行われた「ニッポン放送　ショウアップナイターカンファレンス２０２０」に出席した。

　トークショーでは壇上で９月２１日の優勝実況をしみじみ聞いた原監督。涙の胴上げの瞬間には「勝負師というのはうれし涙はいいと、隠す必要はない。そういうことはあの時に思いました。６１にもなってましたので、多少涙腺は緩くなってましたけど、まあ、我慢するということは自分にはできなかったですね」と、これまでの優勝よりも感慨深かったことを明かした。

　来季の構想については「１番と５番ですね。固まれば非常に落ち着いた攻撃陣になると思う」と期待。ワールドシリーズ制覇に貢献したナショナルズのジェラルド・パーラーになどが候補に挙がる。　メジャー挑戦で山口が抜ける可能性が高い投手陣についても「強い先発ピッチャーを作ることが大事。今季は繕いながら、カバーしながらやりましたけど、もう少し来季は自立した選手たち、自立した何人かの図抜けた選手たちとともにチームをつくり相手チームと戦っていきたい希望をもっております」と力を込めた。