オリックスがマイナー174発のA・ロドリゲスと合意 現地報道

 パドレス傘下3AからFAになっているアデルリン・ロドリゲス内野手(28)がオリックスと合意した、とドミニカ共和国で行われているウィンターリーグを取材するジョン・カスティーヨ記者が伝えた。

 右投げ右打ち、190センチ、95キロのロドリゲスは今季初めて3Aに昇格し、75試合で打率・321、19本塁打、64打点、OPS(出塁率+長打率)・997の好成績。メジャー経験はないが、マイナー通算174本塁打を記録している長距離砲だ。守備位置は一塁だが、三塁手としても452試合に出場している。

 今オフは母国ドミニカ共和国のウィンターリーグに参加。主に一塁手で18試合に出場し、打率・304、2本塁打、14打点、出塁率・372、長打率・449をマーク。日本行きの準備のためか、11月10日を最後にプレーしていない。

 今季最下位に沈んだオリックスにとって、最大の課題は12球団ワーストのチーム打率・242が示す通り打線の強化だ。主砲・吉田正が安定して成績を残しているだけに長打力に加え、広角に打てる右のロドリゲスが加われば打線の厚みが増す。

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