張本勲氏 新人王・村上に辛口エール「打率はもう話にならん。粗い」が「逸材」
野球解説者の張本勲氏(79)が1日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」で、プロ野球セ・リーグの新人王に選ばれたヤクルトの村上宗隆(19)に「村上もこれからだね。ホームラン36本打ってるからね。打率はもう話にならん。低い。これから勉強しなきゃ」と、辛口エールを送った。
司会の俳優・関口宏に何がいけないのか聞かれた張本氏は「粗い。ステップが広い」と説明。「力あるけどね。今は球が飛ぶからぶつければ行くけどね。30~40(本塁打)は今、出ますよ、長距離バッターはね」と、打高投低といわれる現在のプロ野球の傾向を指摘し、「やっぱり確実なヒットも、塁打も打てるバッターになってもらいたい。逸材ではありますから」と、ポテンシャルは評価してさらなる成長を求めていた。
高卒2年目だった村上の今季の成績は打率・231、本塁打36、打点96。ちなみに張本氏の高卒2年目の成績は打率・302、本塁打16、打点56。