楽天・下水流 200万増の1700万で更改も得点圏打率「見直していきたい」
今年7月にトレードで広島から移籍した楽天・下水流昂外野手(31)が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の年俸1700万円でサインした。
“左キラー”として「左投手に対してチームとして弱い中で来てもらい、成績を残してくれた」と球団からの評価を得た下水流。今季は移籍後に50試合に出場し、打率・250、2本塁打。今季通算で左投手へは打率・292の成績を残した。
移籍を経験し「人生何があるか分からないという1年だった」と下水流。パワーピッチャーの多いパ・リーグの投手に苦しめられたが「そういう環境に身を置けば、自分のレベルを上げられると思う」と意気込んだ。
ただ、今季の得点圏打率・143と低調に終わり「今年はそれがすべて。いいところで代打にも出させてもらったが、得点圏打率が2割以下では話にならない。そこは見直していきたい」と、来季は持ち前の勝負強い打撃の復活を誓った。(金額は推定)