楽天・渡辺、30万減でサイン 来季は先発で勝負「まずはローテに」
楽天・渡辺佑樹投手(24)が3日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、30万減の年俸920万円でサインした(金額は推定)。
今季は7月25日・西武戦(楽天生命)の九回に4番手でマウンドに上がり、プロ初登板を果たした。2四球で危機を招いたが、後続を3者連続三振で1回無失点。それでも本人は「大卒2年目として結果を残せなかった」と反省を口にした。
来季は先発で勝負することになるが「来季は先発としてやっていくことになると思うが、まずは先発ローテに入りたい」と目標を掲げた。その上で「チームに必要とされるところでやっていきたい」と中継ぎも含め、1年間を通しての1軍定着を狙う考えだ。
横浜商大の先輩・西宮が今季限りで引退。「同じ左投手の西宮さんが抜けて、僕に掛かる期待も大きくなる。その期待に応えたい」と意気込みを示した。