ヤクルト・小川淳司前監督がGMに就任「いつも優勝争いできるチーム作りを」
ヤクルトの衣笠剛球団社長は3日、前監督の小川淳司氏が新設するゼネラルマネジャー(GM)に来年1月1日付けで就任することを明かした。小川氏はシニアディレクター(SD)を務めた15~17年以来3年ぶりのフロント復帰となる。
SDは編成部門の最高責任者という位置づけだったが、GMはチーム運営部門にも関与する。衣笠社長は「もう一度フロントに入ってもらって、強いチーム作り、スムーズな運営に協力してもらいたい」と期待。契約年数は定めておらず「小川さんの経験、実績、人柄があってお願いしたこと。1年2年で(結果)うんぬんというのは難しい」と説明した。
小川氏は東京都内の球団事務所で正式要請を受諾。「身が引き締まる思いというのが正直なところ。もちろん、優勝が一番の目標だが、いつも優勝争いできるチーム作りを見据えて中長期的に考えていかないといけない」と抱負を口にした。