松坂大輔が西武に14年ぶり復帰「とても楽しみ」 球団が契約合意発表
プロ野球・西武は3日、中日を退団した松坂大輔投手との契約合意を発表した。ポスティングシステムで大リーグ・レッドソックスに移籍した06年以来、14年ぶりの古巣復帰となった。
松坂は今季、右肩の故障で出遅れ、2試合の登板に終わった。中日とは来季契約について交渉していたが、恩師の森繁和シニアディレクターと友利結国際渉外担当も退団したことで、自身も自由契約を選択。20年目の来季、プロのスタートを切った西武のユニホームに袖を通すことになった。
西武球団を通じ、「この度、14年ぶりに埼玉西武ライオンズに復帰する事になり大変うれしく思います。プロ野球選手としてのスタートであり、育ててもらった所沢、そしてライオンズファンの皆さんの前で再び野球が出来ることをとても楽しみにしています。リーグ3連覇、日本一を目指すチームの力になれるよう努力していきたいと思います」とコメントした。
西武は今季リーグ連覇を果たしたが、CSファイナルSでは2年連続でソフトバンクに完敗。チーム防御率4・35はリーグ最下位と課題は明確で、経験豊富な松坂の加入で投手力の底上げを目指す。