日本ハム 前巨人のビヤヌエバ獲得を発表「大変光栄」「北海道の生活楽しみ」
日本ハムが5日、巨人を自由契約となったクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)の獲得を発表した。
来日1年目の今季は73試合で打率・223、8本塁打、24打点。巨人では構想外となったが、18年にはパドレスで20本塁打をマークしており、右の長距離砲として爆発力を秘めている。
真面目な性格、28歳の若さもあって2年目で日本野球に適応する可能性は十分。三塁の守備力も高く、今季はリーグワースト93本塁打に終わった日本ハムの補強ポイントに合致した。
ビヤヌエバは「来季も日本で野球を続けられる機会を得たことに感謝いたします。ファイターズは日本のスター選手を多く輩出している素晴らしい球団。その一員となれることは大変、光栄です。北海道での生活が今から本当に楽しみですし、ファイターズファンとともに戦えることを心待ちにしています。ファイターズの日本一奪還に貢献できるよう、精一杯努力していきます」などとコメントした。
栗山監督も歓迎。球団を通じて「ビヤヌエバ選手の加入は今のファイターズが持つ課題にピンポイントで効力を発揮するものと思われます。今季の打撃成績はビヤヌエバ選手本人に不本意なものだったに違いありません。しかし、それが必ず飛躍への糧となると信じています。MLB時代から彼のプレーを何度も目にしていますが、なんといってもパワーが魅力。三塁の守備も安定しており、安心して任せることができると思いますし、新たな環境で、ファイターズの一員として彼本来の力をフルに出し尽くしてもらいます」とコメントした。