ひとり親の子への野球費用を支援 プロ野球選手会、21年から
野球振興事業などを手がける一般社団法人日本プロ野球選手会の総会が5日、大阪市内で開かれ、経済的に恵まれないひとり親家庭の子どもたちが野球をする際に金銭的に支援する取り組みを2021年から始めることを決めた。
小学4年生から野球を始める子どもを対象とし、グラブ、スパイク、バットを提供する他、6年生までの3年間にわたり月々数千円の活動費を支給する。毎年12人を予定しており、年収が一定額以下などの要件を設け来年秋から募集する。
この総会で新理事長に就任したソフトバンクの松田宣浩内野手は「野球は費用がかかる。そういう家庭をしっかりと支援できれば」と狙いを語った。