プロ野球選手会、現役ドラフト導入を強く求める 炭谷会長「早く実行してほしい」

 労働組合日本プロ野球選手会の定期大会が5日、大阪市内で開かれ、出場機会に恵まれない選手の移籍を活発化させる現役ドラフト制度について、来年からの導入を強く求めることを決議した。炭谷銀仁朗会長(巨人)は「早く実行してほしいという気持ちは選手全員で一致している」と話した。

 選手会側は、12球団側が示した案に大きな反対はないといい、炭谷会長は「完成形ではない。やってみて調節する部分は出てくると思う」と話す。一方で、NPB側は慎重な姿勢で1月の実行委員会までに決まらないと来季の実施は難しいとの見方を示している。

 炭谷会長は「かなり実現的で煮詰まった話も事務折衝の方でできているし、来年からできそうというのはちょっと前からある」としたうえで「野球選手は1年1年が勝負。1年というのがすごく大事。そういう意味で、できるだけ早くということ」と改めて、早期実現への思いを口にした。

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