ソフトバンク・内川 野球教室で成績アップだ!“験いい場所”から再出発
ソフトバンクの内川聖一内野手(37)が「吉兆スタジアム」からの再出発を誓った。8日、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで野球教室を開催。東日本大震災の復興支援試合として同球場で行われた13年の球宴第3戦ではMVPに選ばれ、前回同球場で野球教室を開催した翌年の16年は打率・304をマーク。来季へ運気の高まりを感じさせる地だ。
教室には212人の小中学生が参加。内川は最後にバットを握った。ホームベース付近からのロングティーを披露。打球が場外に消えるのを見届けた子どもたちの興奮ぶりに内川も満足げだった。
「自分が野球教室をするきっかけをつくってくれた球場。前回の野球教室をした次の年も(成績が)よかった験がいい場所。どこでもそうだけど、また一年頑張ろうという力をもらえる」
東日本大震災からの復興の一助にと、14年オフから始めた福島県内での野球教室も今年が6度目。「ふれ合った子といつかプロの舞台で再会するのが夢。そのためにも長く続けたい」と福島に思いを寄せた。