DeNA・ラミレス監督、元同僚のヤクルト・高津監督警戒「チーム良くなると思う」
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が9日、元チームメートでヤクルトの高津臣吾新監督(51)を警戒した。今季は15勝10敗と勝ち越したが、楽天から移籍した嶋などバッテリー強化によって、難敵になるとの見方を示した。
ヤクルトは今季、チーム防御率が両リーグワーストの4・78と低調で最下位に沈んだ。来季は投手出身の高津監督が指揮を執る。ラミレス監督は「(2軍で)監督の経験もあるし、ピッチャーは今年とはだいぶ変わってくるんじゃないかなと。経験とかいろんなものを考えると、チーム自体は良くなると思う」と警戒心を強めた。
高津監督とはヤクルト時代に5年間ともにプレーした。「現役のときはすごく仲が良かったですけどね。たくさん話をするタイプの人ではないですが、話すとおもしろい」と人柄を明かした。
「(ヤクルトは)いい選手を獲得していますが、その選手をどう使っていくかが重要」と指揮官。かつての盟友と火花を散らし、眼下に従える。