中日ドラ4 慶大・郡司の卒論は「バーチャル野球とリアル野球の選球における関連性」

 明治神宮野球大会で優勝した慶大が10日、台湾遠征を前に都内の明治神宮で結団式を行った。中日ドラフト4位・郡司裕也捕手(4年・仙台育英)は「楽しむしかない」と大学日本一で舞い込んだ“学生ラストゲーム”へ意気込み十分。過密日程の中でも、プロ入りへ向けて準備を怠らないことを誓った。

 遠征自体は17日までだが、扇の要は16日の新入団選手発表へ参加するために14日で帰国する。全3試合のうち1試合しか出られず、「最後までいたかったんですけど」と残念がった。その後も大学行事の都合で横浜と名古屋を行ったり来たりの状態が待ち受ける。

 ハードスケジュールの中で、来年1月の新人合同自主トレに向けて「少しでも体を大きく、体を柔らかくしていきたい」とジムに通い続ける日々だ。「バーチャル野球とリアル野球の選球における関連性」をテーマにした卒論も「全力で書いています」と執筆の真っただ中。今遠征にもパソコンを持っていき、進める予定だ。

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