西武入団の松坂、同い年・藤川球児のエールに応える「尊敬している」
西武・松坂大輔投手(39)が11日、都内ホテルで入団会見を行った。背番号は16。 メジャー移籍した2006年以来、14年ぶりの古巣復帰。プロ20年目、40歳となるシーズンへ向けて再スタートを切った。注目度は高く、報道陣約100人が集まった。
会見では、同い年の阪神・藤川球児投手に絡めた質問も飛んだ。藤川は10日の契約更改交渉で、松坂について言及。「(彼なら現役を)やるだろうと思いました。プロアスリートとしての根性は、同級生から見てもずば抜けている。彼はいいものを残してくれるはず」などと語っていた。
松坂は藤川について「今の僕とは違って、元気なボールを投げられている」と切り出し「いまだに分かってても打たれないストレートを投げられているんじゃないか。その姿を見てものすごいパワーをもらっているし、尊敬もしている」と敬意を表した。
「僕の方が昔と比べてスタイルが変わっているが、彼が言っていることは分かりますし、そういうピッチャーにならないといけないなと思っている」と表情を引き締めていた。