JFE東日本・須田「社会人野球は面白いな」DeNA退団から復帰1年目で躍動
「社会人野球表彰式」(11日、KKRホテル東京)
投手部門のベストナインと最多勝(7勝)に輝いたJFE東日本・須田幸太投手ら10人が出席した。18年のDeNA退団しから古巣復帰1年目で躍動した右腕は、「負けられないトーナメント戦を思い出し、社会人野球は面白いなという1年でした」と笑みを浮かべた。
都市対抗初優勝したチームからは須田のほかに3人がベストナインに選ばれた。二塁手部門の峯本匠内野手、外野手部門の今川優馬外野手は新人ながら受賞。14年夏の甲子園を制した大阪桐蔭時代から一転、大学で不振だった峯本は「大学の分も戻せたと思う」と自信をつかんだ。
都市対抗の新人賞にあたる若獅子賞をそろって獲得したルーキーコンビは、ともに来年ドラフト解禁イヤーを迎える。お互いプロ志望。東海大北海道時代にプロ志望届を提出しながら指名漏れだった今川は、「誰にも文句を言わない結果を」と来季の打撃3冠にベストナインを加えた“4冠”を目標に掲げた。