メジャー挑戦4選手に進展 西武・秋山はカブス、Dバックスと面談
大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが4日間の日程を終え、12日に閉幕。西武から海外FA権を行使する秋山翔吾外野手(31)やポスティング制度を利用するDeNAの筒香嘉智外野手(28)らメジャー移籍を目指す日本選手4人に進展がみられた。
会場となっているサンディエゴのホテルに自ら足を運んだのは秋山だ。カブスとダイヤモンドバックスとの交渉に立ち会い、レッズやレイズ、カージナルスも興味を持っているとの報道もある。
米メディアの当初の予想は2年600万ドル(約6億5000万円)だったが、現在は2年800~1000万ドル(約8億7000万~11億円)まで上昇。争奪戦の様相を呈している。
19日に交渉期限を迎える筒香は移籍先を3球団に絞り込んだ。複数のメジャー関係者によると、ブルージェイズ、レイズ、レンジャーズとみられるが、この日、大リーグ公式サイトはドジャースも興味をもっていると伝えた。代理人のウルフ氏は週明けまでの合意に自信を見せている。
筒香同様、入札制度でメジャー移籍を目指す巨人の山口俊投手(32)と広島の菊池涼介内野手(29)はいずれも複数球団と接触。来年1月2日の交渉期限まで粘り強く交渉していく。