ヤクルト・高橋奎二が1000万増でサイン「長いイニングを投げられるように」
ヤクルト・高橋奎二投手(22)が16日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万増の1700万円でサインした(金額は推定)。
今季は開幕ローテ入りを果たし、20試合で4勝6敗、防御率5・76。シーズンを通してほぼ先発ローテを守り「1年間、1軍で投げたことを評価していただいた。1軍を経験できたことは大きい」と収穫を口にした。
今季の投球回数は95回1/3で、5回を投げきれなかった試合も多く「いらない四球が点に絡んで、5回持たない。長いイニングを投げられるようにしたい」と課題を自覚。オフは体幹や尻回りの強化に時間を費やしていることを明かした。
来季の目標は「今年以上の活躍はしたい」と控えめ。「七、八、九回と投げられるようになれば、規定投球回も見えてくる」と口元を引き締めた。