巨人・畠が帰国、完全復活へ「1歩どころじゃない」と手応え

 巨人の畠世周投手(25)が16日、台湾で行われていたアジアウインターリーグを終え帰国した。

 同リーグでは2試合に登板。7日のJABA(日本社会人選抜)戦で半年ぶりに実戦復帰し3回無失点。13日のKBO(韓国プロ野球)戦でも3回を投げると3者連続を含む4奪三振、無失点と好投した。

 今季は7月に右肘のクリーニング手術を受けるなどして1軍での登板は5試合にとどまった。来季に向け再起を目指す右腕は、「しっかり力強く腕を振れたんじゃないかなと思う。(前進したのは)1歩どころじゃない」と手応えを示した。

 一方で「(実戦感覚は)まだまだです。日本と違って、向こう(の打者)は自分の事を知らないけど、日本だとそういう訳にはいかない。そういう中でどうやって対戦できるかが大切」と気を引き締めた。

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