中日は１６日、名古屋市内のホテルでドラフト指名した新人７選手の入団発表を行った。ドラフト１位の石川昂弥内野手（１８）＝東邦＝は背番号「２」のユニホーム姿を初お披露目し、早く１軍で活躍することを誓った。

　「いよいよドラゴンズの一員としてプレーができる喜びを感じています。前に２番をつけられていたのが荒木（雅博）選手。とてもすごい選手なので、２番に恥じないプレーをしていきたい」

　小、中、高と続けてきた野球で「２」を背負うのは初めて。通算２０００安打を達成し、来季から１軍の内野守備走塁コーチを務める偉大な先輩の番号を受け継いでも気後れすることはない。

　「やるしかないと言うよりは、この数字を自分の背番号にできるようにやっていきたい」と自分色に染めていく覚悟だ。「できるだけ２軍にいる時間がないように、早く１軍に上がりたい」。竜党だけでなく、誰よりも本人が早期の１軍デビューを待ち望んでいる。