楽天・辛島、自己最多の9勝で1200万増 来季は「今年の経験あるから対応できる」
楽天・辛島航投手(29)が17日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から1200万増の推定年俸6200万円でサインした(金額は推定)。
今季は27試合に登板し、自己最多の9勝(6敗)を挙げた。開幕当初は則本昂、岸を故障で欠く中で先発ローテの中心として投手陣をけん引。後半戦では第2先発、ワンポイント起用も含めた中継ぎ登板もこなした。
今季を振り返り「夏場以降に思うようにならなかったのが自分の課題であり、反省しないといけない」としたが、中継ぎ登板の経験も踏まえて「(来季は)どういう場所で投げても今年の経験があるから対応できる」と話した。
その上で、1時間を超える交渉の中ではショートスターターや第2先発といった特殊な役割への評価について「勝ちも付かないわけですし、それを明確にしてくれたらうれしいという話はしました」と改善を希望した。