DeNA山崎、来オフにもメジャー「あまり遅らせても、いい条件では」

 DeNA・山崎康晃投手(27)が20日、横浜市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1億増の年俸3億5000万円で更改。交渉の席で将来的なメジャー挑戦の意向を球団に伝えたことを明かした。(金額は推定)

 これまでもメジャー挑戦の意思を示したことはあったが、球団に直接伝えたのは今回が初めて。「1年目のオフにアメリカに行かせていただいたことや、国際舞台を経験したことでそういう気持ちになりました」ときっかけを口にした。

 世界一に輝いた11月のプレミア12では、ジャパンの守護神として5試合に登板し3セーブをマーク。被安打1で無失点と国際舞台での活躍も光る。「落ちる系のボールは有効でしたし、僕自身も格上の打者に対して自信を持って投げられた」と手応えをにじませた。

 三原球団代表は「まずは来シーズン優勝に向かって頑張ると言ってくれている。ポスティングなど、具体的にどのような形でということは聞いていません」と説明。山崎は挑戦の時期について「いつかという表現になってしまう」としつつ、「あまりタイミングを遅らせてもいい条件では、ということもある」との考えもあり、早ければ来オフにも挑戦する可能性がある。日本の守護神が世界へ羽ばたくため、まずは22年ぶりVへ全力を尽くす。

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