早大・早川 ドラフトイヤーへ決意 「立体感」生かす配球を意識
来秋ドラフト候補の早大・早川隆久投手(3年・木更津総合)が21日、東京・東伏見の同大学グラウンドで年内の練習を納めた。ドラフトイヤーとなる来年へ向け、「プロに行くのであれば競合するぐらいで」と冬の過ごし方を重要視。「立体感はすごく使っていきたい」と配球面の向上を誓った。
小宮山悟監督となって迎えた19年は、エースとして春秋の全カードで第1戦の先発マウンドを託された。「1年間通して投げ切れたのは自信になった」と手応え。今夏の日米大学野球選手権では最優秀投手賞に輝くなど、初選出された侍ジャパン代表でも存在感を放った。
最速151キロ左腕として直球の威力が注目されるが、レベルアップへ課題に挙げたのは持ち球の精度を高めることだ。ジャパンでともに戦った広島1位・森下(明大)から伝授され、スクリュー気味に曲がるチェンジアップを習得。従来の縦に落ちる軌道と合わせ、2種類となった武器も磨いて最優秀防御率のタイトル獲得を狙う。