日本ハム輝星 “原点回帰”高校時代の過酷トレ「新人王目指して」
日本ハム・吉田輝星投手(18)が27日、出身地・秋田県内での年内の練習を打ち上げた。今オフは、母校・金足農流の“原点回帰トレ”を敢行中であることを明かした。
「勉強になりましたし、悔しかった」という1年目の今季は、4試合の登板で1勝3敗、防御率12・27。「まだ納得いくストレートは投げられていない」と磨きをかけたい考えで、肉体の強化を決意した。
高校時代の猛特訓を取り入れた。「昭和というか。体全身を使うトレーニング。全部、原点です」。直径1メートルのタイヤ引き、両足首をつかんだままの状態でかがんでジャンプ、カニのように横歩き…。「今も筋肉痛。しんどい」と苦笑いするほどの過酷トレを毎日2時間近くこなしている。
今年の漢字一文字には「悲」を挙げ、来年向けには願いを込めて「喜」を選んだ。2年目の来季も資格を持つ「新人王を目指していければいい」と意気込んだ。心身ともに充実させ、喜びにあふれた1年にする。