オリックス・Ｋ－鈴木投手が４日、都内の武蔵川部屋で自主トレを公開した。

　武蔵川親方（元横綱・武蔵丸）から直接指導を受け四股や力士流スクワットのやり方を教わった。

　Ｋ－鈴木は「親方は朝稽古のときは厳しかったけど、とても優しく指導していただいた。野球にも連動する動きだと思う。すごくいい話も聞けた。継続して投球につなげていきたい」と収穫を口にしていた。

　武蔵川親方は「股関節が硬いと言っていたがそこまで硬くない。腹筋が弱いな。体全体を使うのがベスト。毎日やればいい。ケガがないように丈夫な体を作っていかないと」とアドバイスを送っていた。

　Ｋ－鈴木はプロ２年目の昨季１９試合に登板し４勝６敗、防御率４・３１だった。

　「今季は山岡、山本の２人に割って入れるようにならないと。自分だけじゃなく、榊原、荒西、竹安ら若い投手が多いので盛り上げて行けたらチームも士気が上がっていくと思う」

　先発ローテーションを争うライバルは多いが、相撲トレで勝ち抜くつもりだ。