智弁和歌山が5季連続甲子園へ始動 主将・細川「日本一のショートに」
智弁和歌山が4日、和歌山市内の同校グラウンドなどで始動。昨年10月の近畿大会後、中堅から遊撃にコンバートされたプロ注目の主将・細川凌平内野手(2年)は、出場の可能性の高い今春のセンバツを含む自身5季連続の甲子園出場と、日本一を目標に掲げた。
「ショート一本で勝負する覚悟は固まっているので。(センバツは)今回選ばれるかはまだ分からないですが、個人では5季連続(出場)という目標で、チームでは日本一というのを達成したい」
中学3年以来となる遊撃となるが、この日も精力的に内野ノックに取り組むなど気持ちは前向き。「全国レベルというか、日本一のショートになれるようにしたい」。憧れの遊撃手は、元阪神の鳥谷。もちろん、目指すのもプロの舞台となる。
「内外野どちらもできれば、自分の目標というか次のステージにも生きてくると思うので。チームを勝たせられるキャプテン、ショートになれれば」と細川。日本一に向けて自身を磨くことが、今秋のドラフトにもつながっていく。