楽天ドラ3・津留崎大成「睡眠は大切にしたい」高級マットレスと入寮
楽天のドラフト3位・津留崎大成投手(22)=慶大=が6日、仙台市内の選手寮に入寮。高級マットレス一式を新たに購入して持ち込むなど、自慢の筋肉を作り上げるためのこだわりを見せた。
昨年11月の新入団会見の際にも、仙台駅近くのジムに足を運んだほどの筋トレ好き。ただ“鋼の肉体”を作るには睡眠も重要だ。津留崎は自身の体のサイズなどを計測した上で、寝具メーカー西川の「Air」の中で自らに合った最上級マットレスを購入。枕はオーダーメードで作るなどこだわりを見せた。
「睡眠が不足していると、筋トレをやっても自分のパフォーマンスが出せない。睡眠は大切にしたい」と津留崎。腰を痛めた中学時代から寝具を念入りに選び「寝づらさというのがなくなった」と体に気を使ってきた。
プロ入りへ向けて念入りな準備も怠らない。ドラフト指名後には大学関係者に紹介された専門会社で、動作解析を行った。「ボールの回転数や回転軸、体幹から上腕、上腕から前腕への力の伝わり方などを計測した」と説明。肘が下がり気味だったフォームを修正するなど、さらなるレベルアップに励んだ。
だが、そんな“鋼の肉体”にも思わぬ弱点が…。「筋トレで速筋ばかりを鍛えてきたので、遅筋の成長が遅れていて」と持久力系のトレーニングが苦手な様子。オフに走り込みを強化してきたというが、楽天の新人合同自主トレ恒例の「シャトルラン」に「ちょっとビビってます」と苦笑いを浮かべた。