“鬼の”原監督で巨人連覇狙う「同じようなことをしてたら勝てない」
巨人の原辰徳監督(61)が7日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大で講義し、心を鬼にしてリーグ連覇を目指すと誓った。
280人の学生の前で、連覇の難しさや重圧に打ち勝つための方法論を語った指揮官。「(昨年は)無欲の勝利。今年は同じようなことをしてたら勝てない」と手綱を締めた。時には選手に厳しく接することも必要だという。元木ヘッドが昨年の秋季キャンプで鬼軍曹ぶりを示したが「(チームに)鬼軍曹はたくさんいるけど、大事だね」と自身も鬼になるつもりだ。
年明けは箱根駅伝をテレビ観戦。母校・東海大は2連覇を目指しながら惜しくも2位だったが「勝つべくして勝つ難しさ、勝負の厳しさはあるよね」と健闘を称えた。母校の無念を教訓に、他球団をはねのける。