サブロー氏が楽天ファームディレクター就任 石井GMも期待「若くキャリアある方」
楽天は8日、元ロッテの大村三郎氏(43)がファームディレクターに就任したと発表した。若手育成を強化し、1、2軍の橋渡し役として連携を強めていく役割が期待される。
石井GMは「大村さんは若くキャリアがある方。これまでの経験を生かし、2軍の首脳陣の方と育成プランを共有しながら、これからのイーグルスを支える選手たちに1軍で活躍するアドバイスをいただけたら、育成の強化ができると思う」とコメントした。
さらに「アマチュア取材や国際スカウトの経験からも、ドラフトや外国人選手獲得にもチームの組織に入っていただけると思う」と幅広い活躍を期待した。
大村氏はPL学園から94年ドラフト1位でロッテに入団。サブローの登録名で05、10年の日本一に貢献した。11年のシーズン途中に巨人へ移籍。同年オフにFA権を行使してロッテに復帰し、16年限りで現役を引退。引退後はロッテの球団スペシャルアシスタントを務めた。
大村氏は球団を通じて「チームが強くなるために、良い組織を作るために、微力でありますが力になることができることをうれしく思います。ロッテ、巨人で経験したこと、アメリカで勉強したことをフル活用し、強いチームを作っていけるように頑張ります」とコメントした。