日体大・吉高 復肩へ始動「見返してやる」明石商後輩・中森の注目度に発奮!
首都大学野球リーグの日体大が8日、神奈川・横浜市の同校グラウンドで始動した。右肩痛を抱える吉高壮投手(3年・明石商)は復活へ闘志。高校時代の同級生である東海大・山崎や後輩の明石商・中森のドラフト上位候補を「正直言えば悔しい。これから見返してやるぞ」と発奮材料に今季へ挑む。
16年のセンバツで東邦・藤嶋(現中日)に投げ勝つなど8強に導いたが、同秋に右肩を手術した。大学2年夏の復帰戦で最速を5キロ更新する150キロ。波に乗った中、翌年春に再び右肩を痛めた。
リーグ戦では2年秋の2試合のみの登板ながら「万全だったらエース」と古城隆利監督(50)からの期待も大きい。「投げられたら勝てる自信がある」と息巻く右腕が、輝きを取り戻してみせる。