ソフトバンクが２月の宮崎春季キャンプで、新人野手３人をＡ組（１軍）に抜てきする可能性が９日、浮上した。筑後の球団施設で自主トレなどを視察した森ヘッドコーチが示唆した。

　チームは野手の底上げが求められており、森ヘッドは「もちろんコーチ会議を経た上で決まることだけど」と前置きした上で、「社会人と大学生、ルーキーの野手３人はＡ組で見たい。入れたいと思っている」と話した。

　ドラフト１位・佐藤（ＪＲ西日本、写真左）、同２位・海野（東海大、同中央）、同５位・柳町（慶大、同右）が候補になる。春季キャンプで新人野手のＡ組スタートは球団では２０１３年の高田が最後で、複数となると近年では異例だ。昨年は新人４投手がＡ組でスタートして層の厚さを示したが、今年は野手でチーム力を底上げする。