ヤクルト・高津監督 中日・与田監督に挑戦状!母校・亜大の先輩を「何とかまたぐ」
亜大“対決”を制す。ヤクルトの高津臣吾監督(51)が11日、母校の先輩である中日・与田監督に挑戦状を叩きつけた。最下位からの巻き返しへ。シーズンは無礼講だ。壇上に上がると、キッパリ言い切った。
「亜大に入ったときの部屋長(同部屋の先輩)が与田さんでした。そのときの1年、4年の関係は、今は6位と5位の関係になっています。何とか部屋長をまたいで、Aクラスに入れるように…優勝できるように頑張っていきたいです」
亜大での4年間に思いをはせた。この日行われたのは「高津臣吾氏 監督就任パーティー」。かつて共に日本一になったメンバーも駆けつけるなど、約200人が門出を祝った。仲間に触れ、思い出す亜大魂。思いの強い4年間は、常に自分との戦いだったという。
当時から、高津監督は驚異的な負けず嫌い。「人に負けない球数は投げたと思う」と振り返るように、打撃投手を務めた後、ブルペンへ行く日々を送っていた。培ってきた根性と忍耐力。「まさかの連続だった」と言い切るこれまでの野球人生を、監督として今度は続きを描く。