巨人・菅野 上野由岐子に“弟子入り”を志願 合同トレで金腕の精神学ぶ
巨人・菅野智之投手(30)が16日、ソフトボール女子日本代表・上野由岐子に“弟子入り”を志願した。両者は今月中に福岡県内で合同トレを行う予定。数々の目標を達成するため、北京五輪の金メダリストから王者のメンタリティーを学ぶ。
東京五輪金メダル、シーズン20勝、そして日本一奪還…。「たくさん目標がある」と話す菅野の目は野球少年のように輝いていた。今月中にソフトバンク・千賀と上野がトレーニングを行う「鴻江(こうのえ)スポーツアカデミー」を訪問。上野との初対面を心待ちにしている。
「大舞台で登板していますし、活躍もしている選手なので、心構えだったりとか、確実にプラスになることはたくさんあると思います。新人の頃のようにたくさん質問して『こいつ、うっとうしいな』って思われるくらいいろんなことを聞きたい」
この日は川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開。後輩たちへ「もっと野球に興味を持って。監督が『野球の博士になれ』って言っていますけど、その通りだと思います」とメッセージを送り、3年連続6度目の開幕投手に気持ちを移した。
「進化することはできると思う」。向上心や探求心が尽きることはない。日本球界のエースとして歩む道のりには、まだ先がある。