DeNA・東、禁酒&“新フォーム”で開幕ローテつかむ 昨季は左肘痛…故障防止へ
DeNA・東克樹投手(24)が16日、“禁酒&フォーム変更”で故障を防止し、開幕ローテをつかみ取る決意を示した。昨季は左肘痛に苦しみ、4勝2敗、防御率3・76。自らを変化させ、ルーキーイヤーの輝きを取り戻す。
今年初のブルペンで20球を投げ終えた後、覚悟をにじませた。「お酒が大好きなんですが、シーズンに入ったら控えます」。これまで休養日前日に口にしていたアルコールを完全に断つことを告白。また昨秋から減量に取り組み、体重は79キロから「75、6キロ」と4キロの減量に成功した。
体重減で「ひねる動作とかがやりやすくなった」と体のキレはこれまで以上だ。さらに中日の祖父江を参考に投球フォームを変更。「肘の上げ方を」と“アーム式”からややコンパクトにトップを作る形となった。
「開幕ローテに入りたいんで、1年間投げられる体作り、それを今やっています」と左腕。昨年味わった悔しさを胸に、東が進化を遂げる。