プロ注目の関大・高野 全国制覇&プロ入り宣言!昨秋4勝でMVPも満足せず
昨秋、47年ぶりに神宮大会の決勝に進み、準優勝となった関大が22日、同大学グラウンドで練習を行い、最速147キロのプロ注目左腕・高野脩汰投手(3年・出雲商)が「全国制覇」と「プロ入り」を宣言した。
「プロへ行くためにも、安定して勝てる投手にならないと」。昨秋のリーグ戦では4勝を挙げて優勝に貢献し、MVPを含めた3冠を獲得したが「上に行くなら、まだ足りないところだらけ」ときっぱり。好成績にも満足はできなかった。
また、リーグの後半から左肘の違和感に悩まされ、神宮でも思うように投げることができなかった。「今年は先輩がいない分、自分が勝たないと優勝はできない」と自身を鼓舞し、約1カ月の調整期間を経て12月後半に復帰。「もう痛みはないです。全然投げられる」と準備は万全だ。
「大学で日本一になって、(ドラフトで)評価してもらいたい」と意気込んだ左腕。夢の舞台に立つために、勝負の年を迎える。