オリックス・宗「負ける気はしない」定位置獲得誓う
オリックス・宗佑磨外野手が23日、大阪市此花区の球団施設で自主トレを行った。
昨季は定位置獲得を期待されながらも打撃改造に着手したこともあり、序盤は結果が出ず54試合の出場にとどまった。
オフにはオーストラリアでウインターリーグに参戦。23試合に出場し、93打数36安打の打率・387、3本塁打、12打点、6盗塁と大暴れした。
「いい経験になりました。トレーニングをメーンに考えて結果は気にしていなかった。普段できないことを試合で試せたこと、いっぱい打席に立てたことが良かった」
取り組んで来た打撃改造にようやく結果が伴ってきた。
「継続は力なり。ルーティンを毎日少しでもいいのでやるつもりです。紙一枚の成長であっても1年掛ければ365枚。小さな努力を積み重ねて行ければ」
今季の外野には吉田正に新外国人ジョーンズ、西浦、佐野、杉本、西村らライバルは多い。オーストラリアでは全23試合で三塁を守ったこともあり、起用の幅も広がる。
「どっちでやるのか、与えられたポジションで頑張るしかない。負ける気はしない。全試合出るつもりでいきます」
プロ6年目、今季こそレギュラーを勝ち取る。