張本勲氏 オリックス・吉田正尚のハンマー自主トレに苦言「何の意味もない」
野球解説者の張本勲氏(79)が26日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」で、オリックスの吉田正尚外野手(26)がアテネ五輪ハンマー投げ金メダリスト・室伏広治氏と行った自主トレで、10キロのハンマーを振り下ろしていた練習を「何の意味もない」と一蹴した。
張本氏は「室伏君には悪いけどもね。ああいう変な筋肉を付けちゃダメなんですよ、バッターは。今は球が飛ぶからぶつければ飛ぶと思っているけども、下半身で打つ競技ですから、ああいう力仕事はやめた方がいい」と苦言を呈した。
張本氏に「聞いてみれば」と振られたソフトバンク・松田宣浩内野手は「人それぞれ考えがあると思うので」と苦笑い。それでも「僕も走ることが大事だと思ってますので。下半身は、野球選手にとって一番大事というのはずっと思ってます」と、下半身の重要性を説く張本氏の主張には同意していた。