楽天・松井 攻めの心構え!マー君金言胸に五輪出場だ「もっとストライクゾーンで」
楽天・松井裕樹投手(24)が26日、楽天生命パーク宮城の室内練習場で自主トレを公開。先発転向の今季は、自主トレを共にした米大リーグ、ヤンキース・田中将大投手(31)の“金言”を胸に活躍し、東京五輪出場を果たすことを誓った。
ミットをはじく心地よい音が練習場に響く。ブルペンでは「動きの中で力を作った方がエネルギーが抑えられる」とノーワインドアップも見せた。その左腕の背中を力強く押すのが、田中の言葉だ。
それは「オープン戦で結果を気にせず自分のやりたいことをやる」と「もっとストライクゾーンで攻めるように」という2つだ。
先発は球数を使えるイメージに反して「球数をかける場面のために力を残す」と、全ての変化球でストライクを取る、初球でストライクを取るなど攻めの心構えを伝授された。
さらに打席の松井に内外角への変化球を投じ「こうやってベースを広く使うんだとメッセージを受け取った」という。「もちろん選ばれたい」と東京五輪出場も視野に、挑戦の先にある進化を目指す。