日本ハムの吉田輝星投手（１９）が２７日、オリックスの新外国人アダム・ジョーンズ外野手へ真っ向勝負を予告した。「機会があったら自分の全力であたりたい」。対戦に向け早々に鼻息を荒くした。

　メジャー通算１９３９安打、２８２本塁打の超大物。「迫力が違うと思うけどやることは変わらない。そういうバッターだから変化球とかはない。直球が通用しなかったらもっと鍛えればいい」。小細工なし、あくまで自分の武器を信じ抜く。

　進化を求め春季キャンプでは同じく２軍スタートする宮西へ弟子入りを希望。「球界を代表する投手なので疑問に思ったら聞いて、お手本にできるところは学びたい」。１２年連続で５０試合以上登板の鉄腕。厳しい指導にも「自分も根性論で生きてきた」と食らいつく覚悟はばっちりだ。

　この日は千葉・鎌ケ谷の２軍施設でブルペン入り。ツーシームを解禁し直球と合わせ５０球を投じるなど調整も順調。２月１５日の紅白戦（国頭）での登板に向け「しっかり体を仕上げていきたい」と好スタートを狙う。