オリックスの新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手（２８）＝前パドレス３Ａ＝とタイラー・ヒギンス投手（２８）＝前パドレス３Ａ＝が２８日、大阪市内の球団施設で入団会見に出席。ロドリゲスは来日前に元阪神のマウロ・ゴメス氏から受けた助言を生かし日本での活躍に意気込んだ。

　マイナー通算１７４本塁打のロドリゲスが猛虎の元助っ人のアドバイスを発揮する。来日１年目の１４年に打点王のタイトルを獲得するなど活躍したゴメス氏からの言葉。同じドミニカ出身の縁で連絡を取り「（日本の）ピッチャーがこういう風に攻めてきた、とかを聞いた」。情報収集した日本投手の傾向をＮＰＢでのプレーにつなげていく。

　この日、来日初の自主トレを行ったアダム・ジョーンズ外野手（３４）＝前ダイヤモンドバックス＝の存在も刺激だ。「スーパースターの彼とプレーできるのは誇り」とロドリゲス。「チームメートとして優勝に導けるようにしたい」と“共闘”に意欲をみせた。

　ひたむきな姿勢でアピールしていく。「とにかく野球が好き。常に全力で真摯（しんし）に向き合っていく所をみせたい」。オリックス入りした“Ａ・ロッド”がバットで打線を活気づかせる。