元近鉄・エルビラ氏が死去 地元メディアは「射殺」と報道 20世紀最後のノーヒッター
元近鉄投手のナルシソ・エルビラ氏が死去したと、母国メキシコのメディア「Universal Deportes」など複数メディアが28日(日本時間29日)に報じた。52歳だった。
複数記事によると、「エルビラ氏はメキシコ・ベラクルス州で高速道路を車で移動中、武装した2人組に息子とともに射殺された」という。メキシコリーグのツイッターでも、エルビラの死を追悼する一文が掲載されている。
エルビラ氏は大リーグ・ブルワーズを経て00年から2年間、近鉄に所属。6勝を挙げた00年は6月に西武を相手に、20世紀最後となるノーヒットノーランも達成した。
NPBの通算成績は33試合登板で7勝8敗、防御率4・79。その後は韓国・サムスン、メキシコでプレー。09年に引退した。
エルビラ氏は15年にもベラクルス州で拉致され、行方不明になった。