日本ハム・ビヤヌエバ、古巣G倒へ闘志 状態は「100%」
日本ハムのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)が30日、古巣・巨人への闘争心をあらわにした。「去年優勝したチーム。勝ちたい思いは強い」と腕まくり。理想像とする大谷翔平級の活躍で現実のものとする。
このままでは終われない。右の大砲として鳴り物入りで巨人入りした昨季、出場は73試合にとどまり打率・223、8本塁打、24打点に終わった。外国人枠の関係もあったことから、「上に長くいられず、チャンスが足りなかった」と悔しさをにじませる。
巻き返しを誓う今季、目指すのは「ショーヘイ・オオタニ」級の活躍だ。来日前の18年、当時パドレスのビヤヌエバは、3、4月に打率・321、8本塁打でナ・リーグの月間最優秀新人を獲得。ア・リーグはエンゼルスの大谷だった。全米を沸かせた有望株同士、負けるわけにはいかない。
この日、成田空港着の航空機で来日した。状態も「100%」と準備万端。2月22日にはオープン戦の初戦として巨人戦(名護)が予定されている。早速、古巣へ“恩返し”のチャンスだ。