オリックス・AJ、小技もAデ~ 自主トレで絶妙セーフティー披露
オリックスの新外国人アダム・ジョーンズ外野手(34)=前ダイヤモンドバックス=が31日、キャンプ地の宮崎・清武で行われた自主トレに参加。室内練習場で行ったフリー打撃では快音を響かせるとともに、絶妙なセーフティーバントを繰り返した。
新外国人のロドリゲス、モヤとローテーションで打撃練習。順番がまわってくるたびに、初球、2球目とバントを繰り返した。
「いつもやるように習慣づけているんだ。試合の中でも内野手がベースより下がっているならやるかもしれない。2死で三塁が後ろにいたらね」
ニヤリと笑った。メジャー通算282本塁打のスラッガーながら小技もできる。オリオールズ時代の2015年には、マリナーズ戦で延長十一回2死三塁から三塁前へサヨナラセーフティーバントを決めたこともある。
「絶えず状況を考えながらやっている」
ただバットを振り回すだけではない。状況を見て最善の策を生み出す。クレバーさが長年、メジャーのレギュラーを張り続けてきた一つの要因だろう。
いよいよキャンプイン。「とにかくケガをしないように。自分の役割を考えながら過ごしていきたい」。背番号10が日本で新たなスタートを切る。