花咲徳栄の元主将ら逮捕 17年夏甲子園V…OBとして練習訪問も
強盗目的で住宅に侵入し、住人にけがを負わせたとして、千葉県警佐倉署は31日、強盗致傷などの疑いで、東京都町田市鶴川4の4の27、無職千丸剛容疑者(20)ら男5人を逮捕したと発表した。千丸容疑者は埼玉・花咲徳栄が2017年夏の甲子園で優勝した際の野球部主将。同大会では「2番・二塁」で全6試合にフル出場し、打率・407をマークしていた。
17年夏の甲子園Vメンバー主将の逮捕というショッキングなニュースに、花咲徳栄側は大きな衝撃を受けた。学校関係者も報道によって事実を知ったという。「正直、驚いている」と状況をのみ込めない様子だった。
千丸容疑者は同校卒業後に東都大学野球リーグの駒大へ進学したが、18年夏ごろには退部していた。以降はOBとしてたびたび母校の練習に訪れ、後輩たちへアドバイスを送っていたという。最近は本人から同校野球部関係者に連絡はなく、姿も見せていなかったことを明かした。
チームは昨秋の関東大会で8強入り。関東・東京地区の最後の1枠を勝ち取って、4年ぶり5度目のセンバツ出場を決めたばかりだった。