ロッテ・ドラ1佐々木朗希、5割で145キロ超 前里ブルペン捕手「斉藤和巳みたい」

 「ロッテ春季キャンプ」(7日、石垣島)

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が、今キャンプ初めてブルペン捕手を相手にキャッチボールを行って豪腕を披露。“最速163キロ右腕”が実力の片りんを示した。

 「バシッ!」。小気味いい捕球音が室内練習場に響いた。ダイナミックな投球フォームから腕を振り抜き、力強いボールを23球。「力を入れてますし、それがしっかり伝わっていると思います」と語った。

 キャッチボールの相手を務めた前里ブルペン捕手は「いいボール。縦回転で回転が素晴らしい。ボールが浮き上がる。145キロは超えていると思う」と驚いた。見守った吉井投手コーチは力の入れ具合が「5割ぐらいでしょう」。底知れぬ潜在能力がある証しだ。

 ソフトバンクに在籍していた前里ブルペン捕手は「縦(回転)で斉藤和巳みたいですね」と舌を巻き、ダイエー、ソフトバンクで活躍し、03、06年には沢村賞を獲得した右腕に重ね合わせた。

 ブルペン投球はまだ行っておらず、フォーム固めに取り組み、徐々に投げる球の強度を上げている。佐々木朗は「順調にここまできて、とてもいい状態にあるかなと思う」と充実の表情を浮かべた。

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