ソフトバンク城島氏 充実の“打ち上げ”王会長から「ときめくだろ」
「ソフトバンク春季キャンプ」(9日、宮崎)
ソフトバンクの城島健司球団会長付特別アドバイザー(43)が充実の復帰後初キャンプを終えた。精力的に敷地内を動き回って選手に声を掛けるなどした2クールでは、改めて王球団会長の野球への情熱に深い感銘を受けたことを明かした。
キャンプ初日、1日の出来事だった。メイン球場に集まっている時に、王会長から声を掛けられたという。「おいジョー、ときめくだろ」。「えっ、えー?」と笑顔で返したが心の中では王会長の熱い心に感動していた。
「60年ぐらいこの世界にいる方がシーズン(の開幕戦)でもないのに、現場にときめくってすごい言葉だなと思いました」。尊敬する恩師から掛けられたふとしたひと言。シンプルに憧れを持った。
期間中は連日のように選手らと食事をともにした。「全員としゃべったわけではないけど、顔と名前はだいぶ一致しました。だいぶ話もしました。政治経済も下ネタも知っている範囲で話しましたよ」。“城島節”をさく裂させ、一足早く宮崎春季キャンプを“打ち上げ”た。