オリ、あるぞ猛牛打線シフト「野手助っ人3人制」 A・ロッドを「三塁」起用
「オリックス紅白戦、紅組4-3白組」(11日、SOKKENスタジアム)
オリックスの新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(28)=前パドレス傘下3A=が紅白戦に『3番・三塁』で初出場した。2打席で無安打と快音は聞かれなかったが、期待感を抱かせる長打力にジョーンズ、モヤと外国人野手3人体制で臨む可能性が出てきた。
第1打席、山田から左翼ポール際へ大飛球を放った。最後はキレてファウルとなったが、パワーの片りんは見せた。2打数無安打にも西村監督は「大事なのは打席に立ってボールを見ること。結果は気にしていない」と話した。それもそのはず。福本豊臨時コーチは「楽しみやね。いい格好で打っている。働いてくれたら、えげつない打線になる」と期待するように、打力への評価は高まるばかりだ。
外国人枠について当初は投手2人、野手2人で臨むプランだったが指揮官は「野手3人になった場合も考えておかないと」と明かした。ロドリゲスは一塁か指名打者を予定していたが、モヤの好調もあり三塁で起用。三塁を争っていた宗、中川に中堅を守らせた。助っ人次第では強力打線構築も夢でない。