巨人・阿部2軍監督 直江を“公開説教”四球連発…50分間“愛の”ノック
「巨人紅白戦、1軍 7-1 2・3軍」(13日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
就任以来最大級のカミナリが落ちた!巨人・阿部慎之助2軍監督(40)が1軍VS2、3軍の紅白戦中に四球を連発した直江を“公開説教”。試合後のミーティングでも苦言を呈し、その後はひむかスタジアムで約50分間、鬼ノックを浴びせた。
沖縄行きの切符を懸けた第3クール最後の紅白戦。激しい生存競争が繰り広げられる中、4四球3失点の直江の姿は阿部2軍監督からは逃げ腰に見えた。途中で交代を告げ、三塁ベンチ内で鬼の形相。右腕の心に厳しい言葉を届けた。
「四球は何も反省できない。だから『打たれて反省しましょう』と。ラモスもそうだし、投手はストライクゾーンで勝負しないと」
その後、青年監督は鬼の形相でノックバットを握った。直江とラモスを遊撃の守備位置に就かせ、怒声を響かせながら“愛のノック”を浴びせた。ユニホームをドロドロにし、懸命に白球を追った直江は「期待に応えたい」と感謝した。
阿部2軍監督は投手陣に対し「ワインドアップで投げさせるのやめようかな。ランナー出した瞬間、全員ノーツー(2ボール)だから」と、練習からすべてセットポジションで投げさせる可能性を示唆。「危機感を持ってやってほしい」。成長のためなら問答無用で鬼になる。信念を貫き、改革を進める。