中日ドラ1石川昂19日G戦で1軍デビューも 17日の2軍練習試合で最終チェック
「中日2軍春季キャンプ」(15日、読谷)
中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(18)=東邦=が、19日の巨人との練習試合(那覇)で1軍デビューする可能性が15日、浮上した。仁村徹2軍監督(58)が明かし、17日の2軍練習試合(対DeNA・宜野湾)で最終チェックした上で、与田剛監督(54)に昇格を推薦する考えだ。
「DeNAとの試合の内容を見て、良かったら推薦しようと思っています」と語った仁村2軍監督。キャンプインから2週間、その評価はうなぎ上りだ。現在は疲労のピークに達しているものの、ヤマを乗り越え、19日に1軍の巨人戦に出るのが理想のステップだ。
キャンプ中の昇格方針は本人にも伝えられている。この日、仁村2軍監督は石川昂に「今の状態が上がってきたら(1軍に)推薦するから」と伝えた。
その方針を「はい」と答えて受け止めた石川昂。打球の飛距離はキャンプイン当初より落ちたが、柵越え本数はトップ級を保っている。毎日を丁寧に、そして目いっぱい過ごした先に“1軍デビュー”が待っている。