張本勲氏「令和の怪物って…野球界は誰も認めてない」先行報道に苦言
野球評論家の張本勲氏が16日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演した。
11日に急逝した野村克也氏について「残念」「さみしい」などと追悼した張本氏だったが、話の途中で“脱線”。「ID野球というのはあまりない。マスコミが作った言葉だから。先行した言葉が多いのよ。なになにの怪物。『令和の怪物』って、まだ一球も投げてない。まだ一試合も投げてない。野球界は誰も認めてない」と、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手に対する報道について苦言を呈した。
その後、佐々木については共演した野球評論家・川上憲伸氏があらためて解説。実際にキャンプ地でその球を見た川上氏は「佐々木投手は同じ投手としてキャッチボールだけだったですが、その球が本当に衝撃的。キャッチボールを見ただけで160出るなと。ワクワクした。あまり人のキャッチボールを見てワクワクすることはないが、初めて野球を引退してから憧れた。夢がある投手。日本の宝にあることは間違いない」と大絶賛した。